硫酸技術   by T.Ono
 良くある質問(FAQ)−6
 
ガス精製(冶金式設備):
  • 高性能集塵器でミストコットレルの代用は可能ですか?
    ミストコットレルは、冶金式その他のプロセスにおけるガス精製用や排気の白煙除去用に普通に使用されていますが、高価なものです。 ろ過式などのより安価な集塵機で代用できればコスト削減になりますが、残念ながら私の経験する限り、十分同等以上の性能を発揮する集塵器は見当たりません。
    ブリンクミストエリミネーター、ダイナウェーブなどで代用にトライした例でも、成功したとは聞いたことがありません。 特にサブミクロンサイズの粒子の除去にはミストコットレルが最適と思います。 液体・固体に関わらず集塵できるというのも大きな利点です。
  • 冷却塔更新を計画中です。 現在は炭素鋼+FRP+耐酸煉瓦ですが、FRPをテフロンに替えるメリットは?
    テフロンに替えた場合:
    1)耐熱性が上昇する
    2)フッ素ガスに強い
    といったメリットが有ります。 一方、
    3)高価になる
    4)万一損傷した場合、現地での修理が困難
    といった点も考慮するべきでしょう。
  • COG脱硫ガス原料の場合のガス精製装置出口温度は、製錬ガスの場合 よりずいぶん低いのは何故ですか?
    ガス精製設備出口のガスに同伴するH2Oは乾燥塔で吸収され、製品硫酸中のH2Oとなりますので、H2O/SO2比率を一定以下にしないと、乾燥塔で吸収されるH2O量が製品硫酸のH2O必要量を超えてしまいます。 脱硫ガスからの燃焼ガス中SO2濃度は一般的には大変低く、4〜6%程度、一方製錬ガスでは、燃焼ガス中のSO2濃度はこの倍以上ですので、脱硫ガス原料の場合のガス精製装置出口ガス温度は製錬ガスの場合よりずっと低くする(飽和H2O量を減らす)必要があります。 
付帯設備:
その他一般:
  • 海外の業務を行っています。 ステンレス鋼のJISとAISIやDINの対比表はありますか?
    一例として、下記があります。 ISO、AISI、BS、DINなどとJISの対比表です。
    susjis.info
  • 建設用の敷地が狭いのですが、コンパクトに作る方法はありますか?
    脱硫設備の排ガスから硫酸を作る設備にて、平地に作る面積がどうしても取れず、やむを得ず立体的(4階建て)に機器を配置したことが有ります。 設計には3D-CADを使用しました。 現在も稼働中です。
    安全上の理由から、この時のようにやむを得ざる場合を除き、お勧めはできません。
当方営業内容:
  • 900T/dの硫黄燃焼式硫酸設備の設計一式をお願いしたい。(海外より、同様依頼多数)
    当方は、個人のコンサルタントです。 国内は別として、海外向けに保証を伴う設計一式を行うのは能力をお超えておりますのでお断りいたします。 
    海外向けには、せいぜいコンサルタントや機器供給(商社を通じて)の仕事に限定したく存じます。
  • EL grade(高純度硫酸)の設計をお願いしたい。(海外より)
    EL grade硫酸の知識はありますが、かって勤務していた会社が現在も同硫酸の生産を続けておりますので、これに関する情報を漏らすことは倫理上・知的財産権上の問題があると考えます。
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