硫酸技術   by T.Ono
ちょっと一言−4
 
A cat under the shade. Istanbul, Turkey
2012年-4:
アクセス数('12/12/27)
当サイトのトップページには、アクセスカウンターを取り付けてあります。
このサイトも、「半分ボランティア」と言いながら、もう半分は個人事業、お客の数は気になります。
今朝の段階で4930、サイトの公開日は昨年9月4日ですから、その間478日。 一日平均10人ちょっとです。 この内、私も時には確認のために訪問しますから、ずいぶん少ないですね。
まあ、最初はほとんどお客が来ませんでしたから、だんだんと増えているのかなあ。
最近の訪問者数は、平日の多い時で50人近く、少ない日は3人だったり、ずいぶんムラがあります。 理由は分かりません。 増えたから、質問が来るわけでもありません。
硫酸協会に講演を依頼される前には、急増しました。 協会の関係者がちゃんと読んでいたらしいです。
まあ、昔開いていた純然たるプライベートのホームページとは異なり、本サイトは、硫酸技術という、現在の日本では「ローテク」を対象にしたものですから、客が少ないのも仕方がないかな。 そもそも、担当する技術者がずいぶん減ったみたいですから。
それじゃあ、世界を相手に、英文ページの方を充実させれば? とは思いますが、怠け者なので、「同じことを英語に訳する」という地道な作業は、つい後回し。
さて、来年はどうかな。 お客が増えてにぎやかなことは楽しいでしょうが、自分の時間が無くなるほど働きたくはないなあ… 贅沢な団塊世代のつぶやきです。
皆さん、、よいお年を。
ウィキペディアの誤謬('12/10/19)
ご存知のように、ウィキペディアは誠に便利なものです。
私も何かを調べようとするとき、必ず一度はアクセスしてみます。
ところが、「誰でも書いていい」ばかりに、時折「ほんとか?」と首をかしげたくなる記事もあります。
一例として、「硫酸」の工業的製法という項目を見ていましたら、以下のように記述されていました。 SO3の吸収工程の部分ですが、

「三酸化硫黄と水との反応はあまりにも激しく、生成物が飛散しやすいため、吸収塔内で反応生成物である三酸化硫黄を濃硫酸に過剰に吸収させて発煙硫酸 (H2SO4・nSO3) とし、希硫酸で希釈して濃硫酸を得る」

硫酸工場に勤務された皆さんなら、この記述(特に後半部分)は明らかな間違いだということはよくお分かりと思います。
このサイトの「概論」その他に記述しておりますが、正確には吸収工程は

「・・・吸収塔内で三酸化硫黄を、循環する濃硫酸に吸収させるとその濃度がわずかに上がるため、連続的に水を加えてその濃度を一定に保つ。 生成した濃硫酸は、製品として自動的に塔外に払いだされる」
というべきでしょう。 ウィキに間違いを書いた方は、工業用濃硫酸の濃度が概ね98.3%前後(冬季は95%)だということをご存じないかのようです。

和文のウィキの内容は、英文の直訳も多いので、ちなみにこの部分のEnglish版を読んでみましたところ、・・・全く同じ内容が記述されています。 アメリカ人だか誰だか知らないが、「知らないことは書くな!」と怒りたくなります。
そしてそれを直訳して平気な日本人。 この人も明らかに硫酸製造法については知らない。

この部分がいつ改訂されるか? 日本における、硫酸技術への関心が高ければ、近々修正されると思うのですが・・・ 

ウィキペディアも、インターネットの範疇です。 「鵜呑みにしてはいけない」、気を付けましょう、みなさん。
印紙税('12/9/11)
先般、ある客と「取引基本契約書」を取り交わしましたところ、4千円の収入印紙を貼らねばなりませんでした。
「印紙税法」に規定がありますが、個人事業主としては、出来るだけ出費を抑えたい。
取引関係の書類としては、このほかに「注文請書」や「領収書」も、一定の取引金額を越えると収入印紙の添付が義務付けられています。
しかし、これらの書類も、Faxやメール添付にしてしまうと、印紙の添付は不要になります。
Faxやメールで送られる文書は、あくまでも「印影」にすぎず、「たとえ印紙を添付しても本物かどうか確認ができないから不要」というのが理由なんだとか。
ですから私は、注文請書はFax又はメール添付で送ってもらい、領収書は基本的に発行しません。 領収書は、ほとんどの場合銀行送金なので、ちゃんと法律で「送金元の銀行の払込み証明書」があれば、領収書とみなせるからなのだそうです。
確かに、IT化の進んだ今日、紙の書類をやり取りしている時代の法律では合わないところが次々と出てきています。 日本国政府としては、印紙税も昔通り徴収したいところなんでしょうが、対策を取ったとは聞いていない。 金額が小さいからでしょうか? それとも手間がかかるから?
「小さいからやらない」と言われると、「じゃあ、大きなことはちゃんとやっているの?」と突っ込みたくなります。
無責任な国会議員たち、円高を放置したままの財政当局。 復興予算を無駄遣いする自治体。 言っても無駄かな。
イスタンブール('12/7/10):
先般のヨーロッパ出張の帰り、イスタンブールで2泊して、旧市街の世界遺産、アヤ・ソフィア他を見てきました。
ホテルは、And hotelという変な名前ですが、とにかくロケーションは最高でして、アヤ・ソフィアから歩いて3分、窓からアヤ・ソフィアが目の前に見えます。
フランクフルトからホテルに着いたのは6月28日の深夜、23時過ぎ。
次の朝早く起きて、まだ薄暗い中を散歩に行きました。
アヤ・ソフィアの南側はきれいな公園広場になっており、真ん中に噴水があり、緑の木々の間にベンチが置かれています。
南に、これも世界遺産のブルー・モスクが見えます。 公園は、この二つの世界遺産のちょうど真ん中にあるのです。
まだ少し肌寒い早朝の大気に浮かぶ、アヤ・ソフィアとブルー・モスク。 観光客もまだ一人もおらず、私一人がこの豪華な景色の中に。 まことに贅沢な瞬間でした。

世界遺産の解説はガイドブックに譲るとして、イスタンブールで私が感じましたのは、「余裕」でした。
発展途上国の観光地にありがちな、押しつけがまし物売りや怪しげな客引きはあまりいないし、猫があちらこちらで寝そべっていますが、近寄っても逃げもせず。 大事にされているんでしょうね。 (帰国後、写真を見てつくづく思ったのですが、イスタンブールで出会ったネコちゃんたちは、皆日本猫にそっくりでした。 不思議です)
トルコが、それなりに経済発展を続けていて、BRICSに続く成長を期待されている国だからでしょうか。

翌日、夕刻の飛行機まで待があるので、午前中は旧市街のグランド・バザールを歩いてきました。
これは楽しい。
我々が、中近東のバザールという言葉で思い浮かべる、イメージそのままです。
私はここで、お土産に猫の置物やらチャイ(トルコの茶葉)やらを買いました。
帰路、カフェの店先で、フレッシュオレンジジュースを頂きました。
これは、山積みしたオレンジを二つ割にして、機械で圧搾して目の前で絞ってくれるものです。
別段冷蔵しているわけでもないのに冷たく、とてもおいしいものでした。

それにしても、この旧市街は、歩いていると、みんな世界遺産級の遺跡がゴロゴロと転がっています。 もったいないなー、なんて感じるのは、歴史の無い土地に居住している庶民の感覚なんでしょうか。

注意: 一般的に、外貨への両替は、町の両替屋(マネーチェンジャー)のレートが銀行やホテルよりずっと良いとされています。 しかし私が入ったグランドバザール出口の両替屋は、1万円=200トルコリラ、空港の銀行が215リラでしたからそれより悪い。
バザールの中を歩いていましたら、別の両替屋で1万円=223リラ! 別の店は220リラ。
同じ場所に有って、この差は何なんでしょうか? いずれにせよ、あわてて替えないこと、です。
もう一つ、日中の交通渋滞は殺人的。
ホテルから空港まで、深夜ですと20分でしたが、午後2時ころは、1時間10分かかりました。
日中の移動は、車でなくトラムや地下鉄の利用がお勧めです。
ホーム
概論
製造プロセス
設備新設
増強・改造
機器更新
メンテナンス
運転
各種硫酸製造法
耐食材料
物性データ
計算
安全

プラント建設体験
関連技術
資料

ご質問・お引合い
良くある質問(FAQ)
リンク

ちょっと一言
  関連サイト: パーツトレード
 プロフィール  サイトマップ  プライバシーポリシー  更新履歴  ちょっと一言
 リンクフリーです。 内容の転載につきましてはご一報ください。  All rights reserved to Tsunetomi Ono.