硫酸技術   by T.Ono
 メンテナンス-1
 
Replacing an Absorbing Tower, Japan
硫酸設備のメンテナンス:
新設の硫酸設備はほぼメンテナスフリーですが、年と共にメンテナンス費用は急増していきます。
これは、
  • 濃硫酸による機器・配管の腐食
  • 高温のSO2ガスによる酸化
  • SO3ドレンによる腐食・機器閉塞
が年々一定の量で進行し、その影響が一度に発生しやすいためです。
これらのほかに、
  • 触媒の経年劣化
もあります。
これらの腐食・酸化・劣化が生じる前に、点検や検査により現状を把握しておき、計画的なメンテナンスをすることが肝要です。

メンテナンス作業の実際については

1.通年(平常運転時)に実施するメンテ作業

  1)機器ごとの通風抵抗の監視・記録
  2)各位置の温度の監視・記録
  3)その他の操業データの監視・記録
  4)ドレン量の監視・記録
  5)乾燥塔吸収塔出口 酸飛沫チェック
  6)回転機器の振動測定・記録
  7)排気ガスのSOxの分析
  8)ガス漏れの有無
  9)酸漏れの有無
  10)異常機器・配管の修理・交換
  11)予備品の考え方
  12)日常パトロール

2.定期修理時実施作業

  1)燃焼炉内部点検
  2)ボイラ缶体検査
  3)触媒層の点検
  4)ガス熱交の点検
  5)塔内の点検
  6)特定機器の肉厚測定
  7)回転機器の開放点検
  8)酸クーラーの点検
  9)ミストコットレルの点検(硫黄燃焼式以外)
  10)ライニング機器の点検
  11)制御機器の点検
  12)異常機器・配管の修理・交換(大規模なもの)

があります。 以下、これらに分けて述べます。

メンテナンスー2
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